2006年09月20日

タカ派って何?意味は?

タカ派、ハト派って聞くけど、はっきりした意味は知らないなぁ・・・
で、検索して調べた
タカ派(鷹派、たかは)とは、強硬的な政治信条を持つ人または集団を指す言葉。⇔ハト派
タカ派 - 組織の中における、行動的な人達の事。 過激派よりは穏やかな表現。 [参考] 「 タカ派」とは、特定の政治信条を持つ人または集団を指す言葉。

このサイトはおもしろい
タカ派とハト派の戦略ゲームhttp://www5.ocn.ne.jp/~sanai/column/03takaha.html


1998年初、NHK未来潮流の番組で「生と死・遺伝子からのメッセージ」が放送されました。5名の出演者はパラサイト・イヴの作家「瀬名秀明」。ヒトゲノム解析センター所長、分子生物学者の東大医科学研究所「中村祐輔教授」。利己的遺伝子の著者、オックスフォード大学「リチャード・ドーキンス教授」。アポトーシスの研究者、東京理科大学「田沼靖一教授」と、阪大の四方哲也助手です。大阪大学工学部の四方哲也助手は、大腸菌を利用して進化の歴史を研究しています。大腸菌は5時間で世代交代が起こるので進化の研究には好都合なのだそうです。その中で、大変興味深い様子が観察されました。大腸菌の強い菌、弱い菌を一緒に混ぜると、強い菌だけが生き残ると考えられますが、実際の実験では弱い菌すべて淘汰されるわけではなく一定の割合で弱い菌が生き残る、という面白い結果となりました。進化は適者生存ではなく共存である。これを「競争的共存」と呼ぶそうです。個々は利己的かもしれないが、それぞれが多様性を持ち共存しています。決して、最適化される方向だけに進んではいません。自然界を見ていると、戦いに勝った強いものだけが生き残ったとは思えない、という面白い説を提唱されています。こはダーウィンの進化論に相対するものです。それに対し、リチャード・ドーキンスの「遺伝子は利己的に振舞う」という考えは進化論に基づいた考えで、進化とは自然淘汰の歴史であり、”遺伝子は利己の利益のために、生物を乗り継いでいく”「適者生存」説です。進化論の常識が今後の研究で、どのような進展をみせるのかが楽しみです。
弱い大腸菌が全て淘汰されるわけではない、という競争的共存を証明するかのような面白いゲームを先日の日経サイエンスの中で見付けました。「アダムとイブの科学、性はなぜ存在するのか」というテーマの中の「タカ派とハト派のゲーム理論」です。大腸菌に置き換えれば、タカ派は強い菌、ハト派は弱い菌に当てはまります。タカ派、ハト派の生き残り戦略ゲームとは↓

「タカ派の戦略」→どちらかが大怪我して動けなくなるまで徹底的に戦う。
「ハト派の戦略」→自分より強そうだなと思ったら、すっと引き下がる。


この2種類の戦略はどちらが有利か?はたして、強い者だけが勝ち残るのか?

<ゲームの得点>
●タカ派とハト派が戦うケースでは、必ずタカ派が勝つ(10点)
●ただし、敗者のハト派は引き下がるのでダメージを受けない(0点)
●タカ派同士、ハト派同士が戦うケースでは勝率50%になるが、タカ派同士は徹底的にダメージを与えるので負ければ(-50点)、勝てば(10点)
●ハト派はダメージを受けないので負けても(0点)。勝てば(10点)
●そのかわり、なかなか決着がつかないので、ハト派は時間的ロスが生じる(-3点)

以上の条件で、それぞれの派がどのような得点を得るか計算してみます。
集団中のタカ派の割合をP(0<P<1)とすると

※タカ派の得点
タカ派に出会った時=(10-50)÷2=-20点
ハト派に出会った時=10点
タカ派の平均得点=(-20点×P)+10点×(1-P)=10-30P


※ハト派の得点
ハト派に出会った時=(0+10)÷2-3=2点
タカ派に出会った時=0点
ハト派の平均点=2点×(1-P)+0点×P=2-2P


両者の割合が平衡状態になるのは、平均得点が均しくなったときだから、

10-30P=2-2P ∴P=0.28 →(タカ派28%、ハト派72%)


以上の計算でタカ派が3割弱、ハト派が7割強を占めるときが安定状態になります。強い者だけが勝ち残るという予想は外れ、弱いハト派が多数を占めました。非常に利己的な動機でありながら、きわめて道徳的な結論が出てくるという面白いゲームです。先程の進化の問題に戻ると、タカ派、ハト派が利己的なのは遺伝子であって個体ではありません。遺伝子にメリットがあれば、個体は利己的に振舞いますが、一方でそのほうが遺伝子にとって都合が良ければ、個体は道徳的、平和的に振舞います。ここで言う「利己的」という言葉は、環境などにたまたまよく適応した遺伝子が結果として増えていったという意味で、利己的な性質を持った遺伝子がもともとあった、と言うことではありません。

 性はなぜ存在するのか?というテーマの中での興味深い内容を紹介します。

「動物行動学者のリー・ヴァン・ヴェレンが提唱した”赤の女王仮説”という有名な説があります。周囲の環境がたえず変化している状況のなかでは、自分自身も常に変化していかないと、現在の状況を維持していくことができない、というものです。ルイス・キャロルの童話”鏡の国のアリス”にちなんで命名された説で、赤の女王が主人公アリスに向かってこんなことを言います。「同じ場所にとどまるためには、とにかく力の限り走り続けなければならないのだよ」

人類はウイルスの絶え間ない突然変異によって、常に少しずつ絶滅の危機へと追いやられていますそれに対抗するためには、新型のウイルスが出てくるのと同じスピードで、我々自身も変化する必要がある。そのために「性」というものをつくって、遺伝子の組み換えが常に起こるようにしたわけです。男と女がなぜ存在するのか。愛し合うため?ロマンのため?いいえ、男と女がいるのは病原体に対抗するためです。」「メスがオスを選ぶ際に、ウィルスなどの寄生生物に対する対抗性の強いオスを選ぶのは、まことに理にかなっています。道を歩いていて向こうから来る人を「あ、素敵な人だな!」と思うのは利己的遺伝子のしわざかも知れません。「あの人かっこいい!」というのは、目玉模様の多いクジャクのオスがもてるのと同じ理論で説明できます。経済力はメスにとってみれば自分の子供を確実に生き残らせることができる、ということに由来しているのかも知れません。」

posted by あみゅ at 00:36| Comment(41) | TrackBack(10) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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